旅館だ! どうも、幽霊助手です この物理法則ガン無視の体でもやっぱりあたたかいお湯というのは素敵なものなのです。 それに、この世界では僕はいてもいい存在みたいですし。 “極楽堂”と書かれた看板、いそいそと掃除する和服姿の人々、見るからに温泉旅館な世界に行き当たりました。 また、この世界に“いない”はずの存在が時々やってくるようで、僕の姿(やっぱりシルクハット+ポンチョは奇抜かな?)を視認するやいなや怯えた目で逃げていってしまった仲居さんがいたり やっぱりかなり特殊な状態になっていました。いわくあの仲居さんは素で極度の人見知り+霊感高めなんだとか……… お労しや…… せっかく僕の姿を見えている人々がちょっとだけいるので交流してみます 今思えば悪いことしましたね……… 宿泊記録に見覚えのない少年の記録が入ってるっていう…… いや割と茶飯事かもしれないな とにかく 物体をすり抜ける体故に温泉に入ってもちょっとぬるいくらいにしか感じられなかったのが心残り……… エヴを連れてまた来ようかな? 報告は以上です。 ー技術中枢部門 イーゼレスト