ソルディ改級/ヴェルジュ級航宙アーセナルシップ 艦種:航宙アーセナルシップ(CAS) 所属:オリゴ航宙軍 航宙艦隊 建造:ハディエント・コスモマリネ・インダストリー 全長:350m 全幅:80m 全高:110m 旋回性能:9.7s/周(ヨー) 10.4s/周(ピッチ) 7.2s/周(ロール) 艦載機搭載数 :6機(偵察機/輸送機等) :6機(UCAV) 主機:NEK-リアクター電気推進機関 (16機4軸) 補機:NEK-リアクター電気推進機関×4機 兵装 :66cm複層陽電子衝撃砲 :25cm3連装陽電子砲×1 :20cm全天型陽電子ビーム砲(艦底部後方) :マルチランチャー×4 :短魚雷発射管×16+8(舷側、前甲板) :TLS×5機 :隠顕式対空火器×多数 :対空スプレッド砲×8 :22cm回転速射ビーム砲塔×12 :大型VLS×12セル :VLS×320セル
ソルディ級初期型を改修したアーセナルシップ 量産に際してヴェルジュ級の艦級を与えられている。 オリゴ航宙艦隊には母艦能力を持った艦艇としてアイロー級が存在している。同級は超長距離攻撃手段、及び戦略兵器として、大型の弾道弾等の運用能力を与えられていた。しかし様々な機能を集約した結果巨大化しアイロー級はコスト的にも戦術的にもやや扱いづらいとされた。 そこでアイロー級の持つ能力を要素に分解し、ソルディ級を改装して前線運用を可能とする艦艇としようとする計画が持ち上げられたのである。 ソルディ級の前身はブロック構造による建造を行ったあけぼの級試製航宙艦であるため、構造的に改装が容易となっており、艦後部を丸ごと取り替えるような大改装にも耐えうる優秀な素体であった。 強襲揚陸艦ユニットを更に構造変更したアーセナルシップユニットを追加したことにより、大量のミサイルを輸送可能となった。 前方はソルディ級ほぼそのままで、なおかつ航宙艦のその特性上全方位から攻撃にさらされる事を考慮したおびただしい対空装備の数々により一定の防空性能を持つ。 洋上艦としてのアーセナルシップと違い航宙アーセナルシップは主に通常の航宙艦ではあまり搭載しない大型弾の運用が主となるため、艦隊と組んだときうまく棲み分け出来ているという形となる。 主な任務としては基幹艦隊の一翼を担い後衛から誘導弾などによる攻撃を行うこと、超遠距離攻撃、防空任務等となる。 ただ初期型の改装であり、ユニットに収まる平型の縮退炉の開発が遅れているため本級を含めソルディ改級は縮退炉非搭載であり、速力や出力などで劣ってしまう。