どうも優曇です 小説書きたくなったので書きました かきましたって打つと書くより先に描くが出てくるの処したいです 要×アノンのCP小説です ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「ッ…ハァ…ハァ…!」 警察どもが追ってくる …でも…あのスピードじゃ追いつかれないだろう 海に入ればあいつらは追っては来れない 銃声が響いた ぱきり、と音がする 足がひび割れる 水音がすぐそばでした 体が水に沈む 激痛が足から響く 宝石の体は…傷がつくと割れ痛みが走ってしまう 普段なら尾で弾けるはずなのに… …逃げてたからか… 魚人の血が混じってるから血が流れ出す …こんな時…あいつが来なければいいんだけど… あ…来ちゃったか… でも…痛みで動けない 嫌…死にたく…ない… 痛みから意識が黒塗りされた 黒塗りだった意識が戻っていく 「ん……?」 見知らぬ感触が体に触れている 目を開けると知らない天井がこちらを見つめている 「…ここは…?」 私は、ベッドの上にいた 足が痛くない ベッドから体を起こし毛布を剥がす 撃たれたはずの足に包帯が巻かれている …痛みは…ない…? 普通ならある程度痛みは続く それがないということは…治ったか…感覚が死んだりでもしてなきゃない とりあえず…誰が助けてくれたのだろう…こんな犯罪者を… 私にことは世間に知れ渡ってるはず …そんな私を助けるなんて、相当なお人好しか…田舎者ぐらいなもの …とりあえず…その人には申し訳ないけど…殺して生きるしかない 部屋から出る 「…あ、起きましたか」 明るい声が耳に入る 目の前には6本の黄の触手…とそれが生えてる人が1人 ふと横を見るとソファーに毛布がかかっている …もしかして…あのベットは… 「…とりあえず…ご飯食べれますか…?」 「あ…はい」 「…え〜と…食べたいものとかって…」 …よほどのお人よし… 「…お任せします」 「わかりました、じゃああるもので適当に作りますね〜」 そう言い残し彼はキッチンに向かう …なぜだか…気持ちが変 ソファーに座り込む 私の体の材料はかなり高価なはず …それを用意して…わざわざ治したというの…? 本当に…お人よしなのだろう 心がちくりと痛む …こんな感情は捨てたはずなのに 申し訳なさなんて、 目の前に料理が並ぶ これは私1人で食べ切れる量なの…? …まあ… 「いただきます、」 「召し上がれ〜」 毒は…入ってなさそうだ… というより…作った本人が食べているから大丈夫だろう 一口食べる …! … いつぶりだろう あたたかい料理を食べたのは 人の気持ちがこもった料理を食べたのは 気づいたら一筋の線ができていた こんな感情は捨てた、 いや…完全には捨てれていなかったのだろう その小さな小さな感情が私を狂わせている 「…!?お、お口に合いませんでしたか…!?」 ああ…本当に優しい人… 犯罪者としての心が崩壊を始める 同時にとっくの昔に消えていた“普通”の心が戻ってくる 「…おい…しいです…」 スプーンを持つ手が緩みスプーンが宙に舞う 困惑した顔が見えた 何も考えられずその人の胸に飛び込んだ 「だ…大丈夫ですよ、」 ずっと背中をさすられている それが余計に涙を呼んでしまう 「…ありがとうっ…ございます…っ…」 ずっとその人は寄り添ってくれた あたたかい料理が冷めてしまうのにも変わらず その人の腕の中は、料理よりずっと…あたたかかった あれからどれだけの時間が経ったかはわからない おそらく大した時間ではないのだろう でもとても長く思えた 狂った私じゃなきゃ殺しには耐えられない 普通の私じゃ…ダメだったのだろう …だがなぜか耐えられた まあ…理由は明白なのだけど あの人はずっと私を抱きしめてくれていた 「…ありがとう…ございます…」 「大丈夫です、僕がしばらくそばにいますから」 宝石の体に一筋の液体が流れた