白鳩 災の研究は、とある森の奥深くで行われていた... 「ついに...ついにやったぞ....」 彼女の手にある瓶。瓶の中の奇妙な液体... これが何を意味するのか、人類はまだ知らない。 彼女の過去の話しをしよう。 これは今から遠い昔。 「何度言ったらわかるんだ、お前は研究室に入るな」 そう言われ、差別を受けてきた災。 原因は、その瞳にあった。災は生まれつき、 黒目が白いという珍しい瞳をしていた。 そのせいで、悪魔などと言われのけものにされてきた。 それは、災のいる研究所でも同じだった。 仕事は全て雑用で、好きな研究は一切できず、 研究室にすら入れてもらえなかった。 それどころか殴る蹴るの暴行も沢山受けてきた。 災はこんな世界は間違っていると、とある森の奥深くの 廃墟で、秘密裏に研究をするようになった。 差別してきた人間を恨むようになった災は、 壊すことにした。全て。
つまみ食いしたきんぴらがうめぇ()