レノムちゃんの過去です ===================================== 昔から 周りとは何か違っていた 女の子なのに、女の子らしくない服装、喋り方。 俺は「普通」とは少しかけ離れていた。 親は優秀な母親と、礼儀が良い父親。 母親は金持ち学校の教師だった。だから、母親が言うことは全て正しい。そう教わってきた。 父親はその学校の特別教師。礼儀や作法を教える仕事だった。 その優秀な親に生まれてきた俺は、生まれてから何もかも制限されてきた。 まるで、檻に閉じ込められているかのよう___。 勉強や運動は人並みにできた。だが俺には、周りとは違うところがあった。 女の子なのに、女の子らしくない服装に喋り方。 母親はそれが気に食わなかったらしく、着たくもない服を着させてきた。父親は「私」と言え、「物静かであれ」と酷く言ってきた。 俺は周りから常に「普通」を求められてきた。 「普通」ってなんだ? 「女の子らしい」ってなんだ? 俺は普通にならなければ必要とされないのか? 俺は、俺らしく自由に生きたいだけなのに なんでそれがダメなんだ?なんで周りと合わせて生きていかなくちゃいけないんだ? お前らは正しくなんてない 正しいのは 「俺だ」 いつのまにか俺は親をこの手で56していた。 何も思わなかった。ただ、俺の中にあったのは... 「自由」という感覚だけだった。 それから俺は自由に生きた。俺を否定する奴は全員潰してきた。もう、俺を閉じ込める檻はない 俺は4にたい時に4んで 生きたい時に生きる これが俺の 「普通」
普通ってなんだろうね