n回目の再挑戦... ーーーーーー ーーーー ーーー コン「ん...？」 そこにはいつもの福祉チームの光景が広がっていた。 コン「...あー...戻ったのか」 管理人は普段からポンコツだが指示などの管理人業’’だけ’’は有能...なんだろう...多分... コン「だが管理人も流石に’’人間’’か...でも久しぶりに死んだか...？」 俺は久しぶりの逆行に感覚が若干鈍りながらも、死ぬ前の記憶を少し思い出していた。 コン「なんだったかな...あぁ灯籠くんか...あいつ...収容室の前に急に現れやがって...一瞬死んだことに気づかなかったぞ...」 死ぬことにはどんな生物だって記憶を持ったままでは慣れないものだろう...しかもそれが1ヶ月に一回程度なのだ、慣れるはずがない。 コン「まぁ...いい...そういや死ぬ時に一瞬リンがいたな...」 死んだ時に肉の灯籠の口の間から一瞬、絶望と焦りを持った顔をしているリンがいた...はずだ。 コン「なんだったんだろう...目の前で俺が死ぬから焦ったのか？」 考えてても仕方ない事だ...さっさと管理人に仕事でも貰いに行くか...と中央本部の方に行くと...とんでもねぇスピードでリンが走ってきた リン「コンっ！コン...！ごめん...ごめんなさい...ごめんなさい...！！！」 物凄い迫真な雰囲気で謝られた() コン「お...おう...どうした？」 リン「わ...私が...私が業務をやらかしたから...」 あ〜そういうことか...リンはおそらく40秒以内に作業を終わらせてしまったんだろう...それでたまたま俺の作業してる収容室の目の前に脱走したんだろう... コン「まぁあんま気にすんなって...どうせ生き返るし...ははは」 リン「でも...でも...それでも...コンには’’もう’’死んでほしくないし...うぅ...」 急げ コン「まぁまぁそんな滅多に死ぬこともないし...」 早くしろ コン「リンは悪くないよ」 忘れたのか...？ コン「てか俺の次の業務内容なんだっけ......っ！？」 コン「やばい列車...！」 あーあさっさと行かないから コン「リン！」 グチャッゴォォォォオオン 管理人「...」 管理人「言ってやってるのに失礼なやつが...」 死にすぎて何も耳に入ってなかったのか？ ーーー再挑戦ーーー コン「ん...っ！？」 頭が物凄く痛い...体が引き攣ったように痛い... コン「あが...ぐぐぐ...が...」 思い出した...前回は列車に轢かれたか... コン「がっ...くっ」 いや違う明らかに列車だけの痛みじゃない... 腹への違和感...どことなくある快楽...体が今にも崩壊しそうな違和感...頭が弾け飛びそうに頭痛がひどい... いたいかゆいねむいつらいいきたいまずいこわいにくいころすいやだきもちわるいとけそうあついさむいくるしいなきそうおもしろいとまらないとまってくれしにたいしにたくない ーーーーーー ーーーー ーーー DAY1 コン「...」 管理人「...おいたった一つの罪と何百もの善への作業を...は？」 コン「嫌だ...斬られたくない...轢かれたくない死にたくない溶けたくない弾け飛びたくない氷漬けにされたくない燃やされたくない嫌だ嫌だ嫌だ...！嫌だ！！！！助けてくれ！！リン！カティヤ！？なんで誰もいないんだ！？また死んだのか！？うああああああああああ！！！！！！！」 管理人「...まさか初日に戻っても記憶を所持してるとは思わなかった...」 どうやら死んだ時の負担も体に残っているようだ... しかも今までの無数の記憶が混ざりすぎて死んだ記憶しか頭にないようだ... 管理人「初日に戻ったら記憶は完全に消えるはずなんだがな...」 長い間40DAY〜49DAYをやり直しすぎたようだ コンにはもはや死んだ記憶しかない 精神崩壊するのもおかしくはない 管理人「これじゃリンとかを入社させても成り立たないな...」 ’’俺’’は電源ボタンを押した ここで一つ...黄昏職員が列車如きで死ぬわけないと思った人...正直に言いなさい...これは小説だから死ぬんだよ！！！（無茶苦茶）...あと気が向いたら貼っといた伏線の正解（？）出すかも（意味怖的な方ものだと思って貰えば）
登場人物 コン 初期職員、黄昏装備 この物語では黄昏を着てない時の死んだ記憶もある リン 2日目に入社した女性職員、星の音職員 管理人 ’’俺’’の’’ゲーム’’での姿 ’’俺’’ コン
