#01 ノヴース 単身調査のために宇宙航海中、制御が効かず近くの星に不時着した。 EXOの調査においてノヴースと呼称される、ヴェサニアの衛星。 かなりイカれた植物相を含め美しい惑星だ。 莫大な電力をまとった生物、猛毒を撒き散らす植物やら結晶のようなバラが咲いていたりと魅力は多い。全身紫になること請け合いだ。 現地にいた研究員の助けも得て別の惑星へ行くだけの燃料を手に入れた。水素とアンモニウムでヒドラジンを合成することさえ難しい惑星もある。 #02 シルヴァ 宇宙線のパーツが破損しており、長時間の稼働はできなかった。 ここシルヴァは、地球に近いとされる平和な星だ。 それでも、紫色のモミの木やら5メートルはあるキノコやら… 恐ろしいのは確かだ。先入観に囚われすぎだろうか？ セラミックを手に入れて外殻の補強に充てたいところだが……… ……数時間走ってやっと見つけた。技術の進歩により、現地の素材だけで粘土を精錬するだけの設備をプリントすることが可能になった。 EXOには感謝しかできない。 #03 グレイシオ 鉄とチタンを集めるならこの惑星だろう。 逆に、それ以外の目的がないのなら来るべきではない。 なぜなら、ここ“は”とんでもなく寒い。 宇宙服があるとはいえ、凍えてしまいそうだ……！ 鉄鉱石を採取したらとっとと溶鉱炉のそばで暖を取りたい。 だが、あと数時間もしたらここも灼熱に飲まれる… グレイシオは両極端な気候を持つ。砂漠と同じだ。 早々に補強作業を終えて飛び立つことにする。
