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【小説】僕らの甲球#2 巧打者、くすもと

A3a3v24329•Created September 30, 2024
【小説】僕らの甲球#2 巧打者、くすもと
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Instructions

【#2 巧打者、くすもと】 ※これはゲーム「俺の甲子園」の「都立天鳳台高校」をもとに作成しているフィクション小説です。  やあ。俺は三宅悠紀だ。今は寮の風呂にいる。  そこで、みんなで思い出話に浸っている。  「みんなは中学時代何やってた?」 俺が話題を振ってみる。すると若狭が、  「俺はバスケットボールやってた。自分で言うべきかわからないが体格も恵まれてたし」 それなら野球部である必要はあったのか。そう考えていると若狭は、  「でも野球部に入って正解だったよ。毎日楽しい」 と言った。それは嬉しい。若狭との会話が終わると、力石が  「俺は野球一本だよ」 と話す。中学時代はキャプテンだったのかと聞くと、  「いいやそんなことはない。楠本が中学時代いたもん」 俺は驚いた。力石は二塁と外野を守ることができる。そして俊足でバントも得意だ。もちろん強い。  「楠本って羨ましいな、強くて」 楠本...同じ野球部で聞いたこともある名前だ。だけど、まだ話したことはない。勇気を出して話してみようか、俺はそう考えた。  風呂上がりの脱衣所で、俺は楠本に話しかけた。  「ぁ、あの、楠本...くん。」 やらかした、怖気づいてしまった。  「おお、三宅...くんだっけ。俺あんま記憶力良くないのよ。名前覚えられずごめんね」 なんだ、気が合いそう。その後の話の内容はあまり覚えていないが、いいやつだなとは思った。そして、最後にこんな約束を交わした。  「明日、一緒に練習しようぜ!」  これだけは鮮明に覚えている。楽しみで仕方ない。  部屋に戻る。うちの寮は3人部屋制だ。俺の部屋は俺と酒巻と中村。酒巻は足の速い遊撃手で、中村はバントのうまい一塁手である。みんな仲が良い。  そこで今日のエピソードを話してみた。すると中村が、  「あいつは強い。見習いたい強さがある」 続けて酒巻が、  「ヤンチャだけど思いやりの心があるからいいやつだよ」 と語った。いずれにせよ明日が待ち遠しい。そう思いながら、俺たちは就寝時間の夜10時半を過ぎていた。時間は恐ろしいものだ。  あいつ、強いんだろうなぁ...zzz ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー #朝武 #小説 #野球 #高校野球 #甲子園 #俺の甲子園 #都立天鳳台高等学校 #天鳳台高校 #天鳳台

Description

前回 https://scratch.mit.edu/projects/1074394185/ 次回 https://scratch.mit.edu/projects/1075191017/

Project Details

Project ID1074663273
CreatedSeptember 30, 2024
Last ModifiedOctober 1, 2024
SharedSeptember 30, 2024
Visibilityvisible
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