【#1 僕ら、天鳳台高校野球部】 ※これはゲーム「俺の甲子園」の「都立天鳳台高校」をもとに作成しているフィクション小説です。 __20XX年 東京都平掛市__ ...カーン...パシィ...ダダダ... 今日も練習の音、そして声がグラウンドに響き渡る。 俺は、三宅悠紀(みやけゆうき)だ。俺の通っている天鳳台高校の野球部に所属している。 守備はセカンド。160cmと小柄な体格だが、野球は大好きで経験者だ。 ここの野球部は今年の4月にできたばかりの新しい部活。2年生は、伊藤康司(いとうこうじ)先輩ただ一人。彼がここの主将だ。昔はもう8人いたのだが、野球初心者であまり楽しめず、残念ながらすぐに退部してしまった。 その一方で1年生はすでに63人もいる。なんともアンバランスだ。 「三宅悠紀!!練習に戻れ!!いつまで休憩してるんだ!!」 ...おっと、そろそろ練習に行かないと。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 俺はここで監督をしている、広瀬紋人(ひろせあやと)だ。昔はスパローズでライトをやっていた。引退後は長年2軍の監督をしていたが、高校野球部の監督の夢を諦めきれなかった。そんな中、この高校を見つけ出すことに成功した。嬉しいといえばありゃしない。 新設部なのであまり強いとは言い難いが、夢はもちろん教え子を甲子園に連れて行くことだ。そのために練習は欠かせない。強そうな生徒を探して入部の勧誘もしている。闘志、そして野球を愛する心だけは誰にも負けたくない。 俺の教育方針は「完璧にこだわらない」だ。シンプルな方針だが、完璧にこだわると負けやすくなり楽に行くと勝ちやすいと俺はプロ時代に学んだ。 「酒巻!!反応が遅い!!」 「はい監督!すいません!!」 「謝らなくていい。どんどん練習すればいいんだ!!川 口、投げろ!岡村!内野安打しろ!!」 これくらいの反応速度も必要だ。見る側、そして育てる側として何がいいのかは知っていて当然である。 〜1時間後〜 「練習終わり!!ありがとうございました!!」 「みなさま今日もありがとうございました!!」 今日もみんな成長した。これが毎日続けばとてもいい。さあ、寮に戻って飯でも食おう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー #朝武 #小説 #野球 #高校野球 #甲子園 #俺の甲子園 #都立天鳳台高等学校 #天鳳台高校 #天鳳台
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