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小説「至って普通の日常」

SAsamewaniudon•Created September 5, 2024
小説「至って普通の日常」
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Instructions

ごみです マジで 本当マジで ========================= 目を開ける 暗い部屋で体を起こす ボタンを外しシャツに腕を通す ドアを開け廊下に出て階段を降りていく 今日は俺が当番だからな… 一階におりキッチンに向かう さて…今日はなにを作るかね… 冷蔵庫を開け中を見る …そろそろ買い出しか とりあえず今あるベーコンとじゃがいもでも炒めるか 「オリバ〜おはよ〜」 「ああレイか、おはよ」 「何か手伝おうか〜?」 そうたわいもない言葉を交わし料理を進める その間に奴露と菁が降りてくる 「…眠い…昨日作りすぎたかな…」 「…なに作ってたんですか…」 「…まあわかるでしょ?」 「わかりますけど…」 そういう会話を聞きながら朝飯の準備を終える 「…できたぞ、ナイア呼んできてくれ」 「了解です」 菁が階段を上がり数分して共に降りてくる 「…ふぁぁ…眠いな…」 「…最悪朝飯食ってから寝ればいいだろ」 「…いや〜…隠蔽は体力使うからね〜…」 「…まあすまんな…いろいろ」 「いやいや助かってるのはこっちだよ…助けてもらってるからね」 「…それにしても恩を返しすぎな気がするが…」 「命の恩なんて返しても返しきれないよ」 「…その話何回目…」 「…それより食べましょうよ」 「…ああすまん」 自分の席に座る 「じゃ、食うぞ… 「「「「いただきます」」」」 料理を口に含む 「…今日は上手くできてよかった」 「美味し〜!」 「…そうですね」 「流石だよディール君は」 「…たまたまだよ」 「…いや…絶対美味しくなってますよ」 「そうそう」 そう平和な会話を続ける 「…ご馳走さん…皿洗ってくるわ」 そういい皿を洗い上に戻る 一方下では……? ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「…ナイアさん…一つ聞きたいことが」 「…ん…?どうしたの?」 「ディールさんは私たちのうち誰が一番なのかって知ってます?」 「……いや…知らないよ…?」 「じゃあ聞いてきて」 「えぇ…自分で聞いてよ…」 「…私たちが聞いても『全員公平』って言われて終わるんだよ…」 「…なるほどね…でもそれの答えが出たらどうするの…?1人以外は悲しい思いするでしょ…?」 「…大丈夫です」 「…えぇ…」 「…お願いです…」 「…仕方ないな…」 これは引き受けてよかったのだろうか まあ…なんとかなるだろう ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 今日はカジノを回らなくては… まあ仕方ない 上着を羽織り外に出る さて、行くか ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ディール君行っちゃったな… まあ帰ってきたら聞くとしよう とりあえずそれまで眠るとしようか 布団に入り目を閉じた ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 次… これで三つ目 なぜかカジノを回るたびに歓迎される… …おかげでしばらくご馳走は見たくないな 天秤は緊急用だからそうそう使えねえしな… そう思いつつも歩を進める …体が重い …特に腹のあたりが ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー どのくらい経っただろうか ようやく目が覚める 部屋の時計に目をやる もうそろそろディール君帰ってくるかな…? タオルと2着目のパジャマを持ち上の階に向かう とりあえずお風呂入らないとな ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 暗い路地を歩き家の方向へ向かう 腹をさする 流石に夜飯は入らないな… セキュリティを解除し家の中に入る とりあえず風呂だな 寝巻きを持ち風呂がある階に向かう 大浴場の扉を開ける 中にはナイアがいた 「…やっぱりな」 「…今日も質問があるよ…一体なんなんだろうね」 「俺が知るかよ…で、質問は?」 「あの子たちの中で誰が一番かって」 「…全員一番だよ…あいつらは公平に扱わなきゃだから」 「その心は?」 「…全員をそれぞれ大切に思っているしそれに順位をつけたくない…あ、お前も含んでるからな」 「…嬉しいこと言ってくれるね〜…全く」 「そういえば…これは個人的な質問なんだけどさ」 「…?なんだ…?」 「君は…いつか死ぬのかい?」 「…生きてる限りいつか死ぬだろ」 「…そういうことじゃないよ…もしあの子たちが他の人と幸せになったら君はその後どうするんだい?」 「…さあな…少なくとも今考えることじゃねえさ」 「…君ってやつは…まあ…僕はそうなっても君から離れられないんだろうけどね」 「…そうか…お前は…」 「行く当ても…帰る当ても…ここしかないんだよ僕は」 「…俺がもし逝ったら…か」 「…んなことお前らが俺に頼ってる間はそんなことしねえしさせねえさ」 「安心だね…じゃあお先」 「…ああ」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 脱衣所で着替え自分の部屋に向かう すると前からあの子達が歩いてくる もはや日課のようになっている 「…誰でした…?」 「…全員一番だよ、公平だってさ…僕含めね」 「ちぇ…やっぱりか…全くあの人は…」 「…まあ今日はそれだけかな、じゃあおやすみ〜」 そういい残し部屋に戻る 暖かい毛布に包まれ眠りについた Fin

Description

スノードロップさんリクエストです

Project Details

Project ID1063985918
CreatedSeptember 5, 2024
Last ModifiedSeptember 5, 2024
SharedSeptember 5, 2024
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