数日前、船で旅行をしようと大型客船の予約を取り、今日は船に乗り込む日。主人公は準備を済ませ(この時もプレイできる仕様だといいですね)、ついに出発した。港に着き、大型客船に乗り込む。しかし、数時間しない間に、びっくりするようなニュースがアナウンスで船内に響き渡った。 「船が沈んでしまうかもしれません!部屋の中にライフジャケットがあるので急いで取りに行ってください!」 急いでライフジャケットを取りに行ったが、どこにも見当たらない。しかし、どれだけ慌てていても、時間は止まることを知らない。そこで記憶は途切れていた。 やっと目を覚ました。ここはどこだろう。砂浜で弱い波を受けながら、「どうして生きていたのだろう、これは奇跡だ」と言う思いと、「どこだよここ、もう戻れないのか?」と言う思いが交差していて、複雑だ。ふと周りを見渡して、見当をつけようと思った。そこには高く積みあがる山々、荘厳な雰囲気の城が小さくだがはっきりと視界に流れ込んできた。生憎、足が痛くて立ち上がれない。だが、見当はついていた。ここが、主人公の生きたかった「ギョスイーザ島」であると。 奇跡の重なりに驚き、足の痛みを忘れた主人公は、立ち上がった。足が痛くてうまく立てない。 今日のために一生懸命勉強してきたギョスイーザ語で「ᏔᎠᏍᎤᎸᎡᏔᎡ(助けて)」と叫んだ。あまり大きい声を出すことはできなかったが、周りには確実に聞こえていた。 「ᏗᎣᎤᏍᎯᎢᏔᎠᎾᏗᎡᏍᎤᎸᎠ(どうしたんですか)」 と誰かが聞いてきたからだ。 (ここからは日本語翻訳) 「このギョスイーザ島に漂着してしまったようで、足が痛くて、死にそうなんです」 「それは大変!すぐにお医者様をお呼びします!」 ~続く~
ギョスイーザ語はローマ字をチェロキー文字に置き換えただけなのでお構いなく。 a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z ↓ Ꭰ Ꭸ Ꮣ Ꮧ Ꭱ Ꭹ Ꭶ Ꭿ Ꭲ Ꮪ Ꮈ Ꮅ Ꮕ Ꮎ Ꭳ Ꮑ Ꭺ Ꮫ Ꮝ Ꮤ Ꭴ Ꭵ Ꮃ Ᏼ Ꮿ Ꭼ 助けて⇛tasukete ⇛ ᏔᎠᏍᎤᎸᎡᏔᎡ ギョスイーザ語にご不満があればお伝えください。