※深夜テンションで昨日作った奴です() ※これはα君の過去編小説です(α君が10歳のお話) 「」モブ 『』α君 ───────「α君、こんにちは」 研究員の声が頭に響く。 『こんにちは...』 「元気?」 『...はい』 「...」 …今日もだ。同じ質問。同じ出来事... どうせ今日も同じ…ご飯食べて、注射を打たれて、寝る、これだけ。それ以外は真っ白な部屋に閉じ込められる。退屈だけど、これ以外出来ない。 偶に、話のしかたを教えてくる人が来る。話す人はそれだけ。 ...まぁ話すと言っても簡単な言葉しか教えてはくれないけど。 とにかく暇なもんで、遂にオレは脱走する事にした。 ちゃんと計画を練ろうとはしたんだが...生憎。頭が悪いもんでとりあえず好きに暴れて壊しまくる事にした。うるさい悲鳴が耳に飛び込んでくる。 『あはははは!!』 ────ここら辺から記憶が無いので知らないが。 気付いたら、手の鎖とか色々な物が壊れてた。生臭い匂いと、赤いべちゃべちゃが充満してた。それが余りにも気持ち悪いもんで。綺麗な空気のところまで逃げた。 行きついた先は、トイレだった。トイレにあった鏡を見たオレは驚きの余りのけぞった。 『何だこれ...』 片目が黒色になっていた、目の中も水色になっていた。余りに気味が悪くて、齢10にしては恐ろしい出来事だった...。それと...額に【α】と書いてある。 あいつらがオレに何かしたのは確実だが、やはり何も分からない。 ────────忌々しい左目今すぐにもぎ取ろうとしたが...やっぱり痛そうなので辞めた。 結局オレは20~30分の間、何もない施設をうろついて。やっと出口を発見した。 ...でも、その日のうちに色々起きすぎたのと、外への恐怖で出るのは明日にした。 ────────その日の夜中、オレは結局寝れず。落ち着いた頃に外に出たのであった。
思った以上に夜間でも明るかった外に好奇心を抑えられなかったオレは外でも特に何もする事も無くうろうろとして、その内朝が来た。 ────────その後、生き残る為に殺し屋になり。 今日も何かする訳でもなく生きるのであった。 fin(ヘタデゴメンネ)