ScratchData LogoScratchData
Back to samewaniudon's profile

小説「会合そして戦闘」

SAsamewaniudon•Created May 21, 2024
小説「会合そして戦闘」
8
6
48 views
View on Scratch

Instructions

低クオです ========================= 「遅くなっちまったな☆」 気の抜けた声と共に感覚が体に戻る 「そうだな…早く帰んねえと…」 間も無く日を跨ぎそうな夜遅く 魚麝内くじらは帰路についていた 「けど結局見つからなかったな」 「せやな☆」 魂が数回入れ替わる 会話の時のこの感覚も今や慣れたもんだ いろいろ話しながら道を歩く その時何かが見えた 「あいつじゃねえの…?俺らが探してたやつって」 おそらくそうだ 特徴も完璧に合致している ディール・オリバー ここらでの目撃情報が多いらしいから下見に来たが本当に見つかるとは 向こうもこちらに気づいているようだ だが戦闘の意思は感じられない もしかしたら意外と交戦的ではないのかもしれない だがそれはこちらが戦わない理由にはならない 鉄の弾を数発解き放った ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー すぐ薙ぎ払う かかってくるだろうとはまあ予想できた 明らかに逃げるような意志も見えない それなりの強者だろう 杖を構える 「…何者だ?」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「…そこらへんの老人だよ」 「ま、普通だとは言ってねえがな」 すぐさま銃をぶっ放す おそらく当たりはしないだろうが ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「“運操作”運:100%」 銃弾の雨に突っ込んでいく もちろん一つも当たらない 所詮飛び道具は運だ 切り掛かる 謎の図形が剣を止めている 突然その図形が飛びかかってきた どうやらあれは飛び道具だったようだ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 全然当たんねえな… 「せやな☆」 勝手に心読むな 「いやこれあれやん」 黙ろうか 「すみませんでした」 相手は一旦引いたな じゃあ永遠に攻め続けるのみだ より多くの手を出し続ける 拳が拳を打ち相手の方に飛んでいく それぞれが一撃必殺だ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 一撃当たったら死ぬ そう直感が言っている 触れたら不味そうだ だか相手の体力が切れるまで耐久し続けたら勝てる そこまで耐えるしかない ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー たまに速いものも打ってはいるが当たらない 「ニコ、やれ」 「oh!」 「まともに返事してくれ」 「まあデバフかけりゃあいいんだろ☆」 「頼むぞ」 「覚醒☆デバフ:腹痛頭痛腰痛編成痛成長痛☆」 「痛みのオンパレードやんけ」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 体中に鋭い痛みが走る 一瞬体勢を崩してしまったがすぐ立ち直る 迫ってきていた図形を切る 意外と脆いようだ ならいけるか だが痛みはかなり酷い どうするか… ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー そろそろ物量を上げてもいい頃か 「…覚醒」 ニコの覚醒と混ざり青緑の光が目から出る 夜の闇と青緑の光が混ざり合う 「「さあ物量をあげようか」」 一気に拳の物量を増やす 銃弾も打ち込む 「さあ避けられるかな☆」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 銃弾は避けなくてもいい 当たらないのだから ひたすら多くなった手に対処する 脆いのだからすぐ壊れる 一番やべえのはデバフだ 何もしなくても痛みで体力が浪費されている… ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 落ち着いてリロードする そろそろか 「了解任せロリコンパラライズ(電気技)☆」 「うん黙れわざわざかっこまで読むな」 「ひどい☆」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 何やら漫才的なことをしている 戦闘中なのに緊張感というものをどこに置いてきたんだ…? まあいい 目の前の手はまだまだ迫ってくる ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 銃を構える 「タイミング合わせろよ」 「もちつき」 銃弾を放つ 狙いはもちろん奴だ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 銃弾が放たれる まあ当たらないからいいだろう なぜか命の危機がする つい横に飛んだ 頬に熱い痛みが走る 撃たれた ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「…避けられたっ!?」 「いやおかしいだろ能力今封じたんだぞ…?」 すぐ弾幕を張る 早く死んでくれ… ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー どうやら撃たれたらしい だが今ので隙ができた 奴の元へ跳ぶ 相手も銃を構える 一閃が走った ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 切られた だが傷ついたのはそっちも同じだ 火薬の匂いが鼻をついた ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー つい腹を抑える 腹に…5発入った 抑えた腹から血が流れる どうするかね… 膝がつく 向こうでも倒れる音がした ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 結構ふけえな… 「どうするよ」 「…さあな」 向こうから返事が返ってくる ニコ…お前ほんと余計なことすんな 「ディール…だったか」 「もう二度とお前には会いたくねえな…」 もう一個の手を出す体力もない どうするかね… ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「ハッ…そらあ俺もだよ」 二人の男が笑う 「一応俺は傷を癒せるもんでね…お前を殺すことはできるわけだ」 「…だがなぜだろうな…殺したくねえ」 「甘いな…俺はお前ほど甘い奴はこの人生見たことねえ」 「…お前、名前は…?」 「魚麝内…魚麝内くじらだ」 「くじらか…覚えたぜ」 「…“対価の天秤”対価:ディール・オリバー、魚麝内くじらの傷、そして打ち込まれた銃弾 上昇:お互いの体力」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 傷が消え体力が回復する 立ち上がり砂を払う 後ろから刀を鞘に収める音がする 銃を背中に背負う 「…じゃあな」 「ああ」 午前0時23分 二人の男は別々の道を歩み始めた Fin

Description

俺の最推し同士の戦闘ですね かいせつ くじらが飛ばしているものは彼の能力で生み出した拳です。 当たると表面についている小さな小さなものが体内に侵入し増殖し体内から破壊され肉片になります。 くじらは3体の霊に憑かれているためいつも喋ってます

Project Details

Project ID1024135681
CreatedMay 21, 2024
Last ModifiedJune 30, 2024
SharedMay 24, 2024
Visibilityvisible
CommentsAllowed