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あみだくじ Episode:26「全面戦争」

MUMush_spaghetti•Created May 9, 2024
あみだくじ Episode:26「全面戦争」
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Instructions

麺です。次の次はアニメ回、しかも拷問とチート戦です。サムネは明らかにパロディというかパクリです ======================================== あみだくじ Episode:26「全面戦争」 ======================================== ヴァレル討伐直後、八重河の思惑によって獄炎鬼に進化した陰陽寺による宣戦布告。 それは八重河にとっては想定外の出来事だった。 だがこの男はそれすらもものともしない。それどころではない。高らかに嗤いその後.....。 「えー、プレイヤーの皆様にお知らせいたします。」 「先ほど起きました宣戦布告、これを我々は正式に認め臨時イベントとさせていただこうと思っています。」 「今回は皆様に二陣営に分かれていただいて争っていただきたいと思います。リーダーは陰陽寺慎魔さんと既朔陽炎さんでよろしいですよね?」 「そしてイベントはどちらかのリーダーが脱落したら終了とさせていただき、その地点で残っている敗者陣営のものは脱落とさせていただきます。また勝者陣営には勇者の能力を付与させていただきます。」 「そしてイベント催行にあたってですが...。」 「....プレイヤー全員を復活させます。では。」 「あ..でもまだ前イベントのくじの処理をしていませんでしたね。脱落者がいたため脱落地点で紙を持ってなかった方は対象に含めませんがイベント中に紙をとってから脱落した方は含めるといたします。」 「えー、17番の紙をもった王無列人君ですね。可哀想ですが....脱落です。」 八重河が放ったその言葉に多くのプレイヤーは動揺した。ある者は倒した敵を恐れ、ある者は散った仲間を想い....。だが陰陽寺はその中でただ一人嗤っていた。 __5分後。 プレイヤー達は陰陽寺の陣営と陽炎たちの陣営についた。八重河によって決戦の火蓋が切って落とされた。 「そういえば今から昼夜のサイクルも始まるんだったな...相手を倒すことに囚われすぎて紙を取りそこねたら終わりだ。慎重に行こう。」 烈人が復活したと思いきや瞬時に脱落してしまった。だがライズは怪しく微笑んでいたのだ。 「おいライズ...どうしたんだ?」 「碓我さん...皆が復活したのです...わかりますね?」 「復讐をするのですよ.....!」 「また面倒なのが始まったな、テランダム..。」 「ああ。余はここでは動かぬ。機が熟すまで待とう。」 やはり危険度故に動かないものも、また別の方向で動き出すものも多くいる。そんななか両陣営が刃を交えたのは全面戦争開始より5分後のことであった。 秋元の盟友にて彼をかばい散った高城は狂喜していた。再び自分が戦えること...そしてそれが今にも実現しそうであるということに。だが相手になる赤染は気づいてすらいなかった。彼は高城には一切の興味を持っていなかった。だが高城は違った。急襲する高城に対して赤染は刀を突き立てる。 「チッ..だりぃな...大人しく去ってりゃ良かったのを..」 「俺が敵を見つけて戦わねえわけがねえだろ‼‼‼」 同刻。 元龍を血眼になって探すピコノゴテラ=ギャットの前にワン・レッドが現れた。 「おいデカブツ。そこをどけ。」 「うるさい...退くのは貴様だ‼‼‼‼」 圧倒的破壊力を持つ両者が相対する。そしてそこを風雲殲滅獣アラー=キースも見ていた。 「ああ..運が悪い..。あんなのが戦いだしたらひとたまりもなかろう。我は立ち去ろう。」 だがそれを許すほど両者は甘くなかった。 「おい..そこの奴隷。我らを見て立ち去れるなんぞできると思うでないぞ....!」 「ちっ...戦わねばか..だが我もそう弱くはないからな!!」 一方そのころ...高城を殺した滝沢はあることを考えていた。それは復讐の可能性である。ヴァレル戦によって死んだと思っていたが全員復活なら秋元はまっさきに自分を殺しにきかねないと、だがそこで滝沢がとった行動は異常なものだったのだ。彼はちょうどそこにいた暗落琥瀞を見つけるとすかさず能力を使用。 「....動けない!君は何を!」 「あぁ...ランダムな体の部位を欠損させた。キヒッwこれでてめえは行動不能...死んでくれや。」 「えー、夜になりました。紙を所持していない暗落琥瀞さん、52番の紙をもつ鬼瓦利通さんも脱落です。」 そして滝沢は仮面を外し暗落の服を着込んだのである。 「クヒッw..雑だがまあカモフラは出来ただろ。行くか。」 その頃、陽炎一行は陰陽寺を探しに向かっていた。だがそこに毒沼が現れたのだ。彼女は集団の真ん中に突撃し一撃で彼らを仕留めようとしたのだが.. 「ちょっと...物騒だなぁ。」 そこにあったのは何故か姿が変わった双戦守和が毒沼の戦斧を受け止める姿であったのだ。 「死亡フラグを建てるつもりはないけど...ここは私に任せて皆は先に行って!」 「...守和さん。僕もここに残るよ。あの威力じゃ流石に心もとないでしょ。」 水線葉がそう言った。 「わかった。絶対に死ぬんじゃねえぞ。」 「おい死亡フラグ建てにいかないでくれって....。」 メルトと陽炎は二人で陰陽寺の元へ向かう。

Description

[BGM] 「SPECIALZ」 -King Gnu様 ======================================== 一方その頃。カモフラージュをした滝沢は臨兵闘者皆陣裂在前 修と出会っていた。 「....。」 「何だぁ?なんか言ってみろよ!」 黙り込む修に対して滝沢は容赦なく攻撃を加える。 「....貴殿に対して言うことはなにもないッ!」 これまで守りに徹していた修は始めて刀を抜いた。それはあまりにも美しく輝いていた。彼の極限まで穢がない心を表しているかのようであった。 一方人外共は熱戦を繰り広げていた。 「永焉・乱乖」 「-破壊-」 ワンレとピコノゴテラの強力な攻撃に対してアラー=キースは防御姿勢を固めただけで耐えきってしまった。 「フン。化け物が!」 だが防御というのは常に後手に回るもの。先手必勝である強者の戦いにおいては不利でしか無いのだ。 「-爆乱ノ舞-....焼き尽くしてくれるわ!!!」 あまりの物量にはいくらアラー=キースでも耐えきれなかった。だがピコノゴテラは攻撃に対して攻撃で相殺することで爆乱ノ舞を凌いだのであった。 夕暮れまで後2分。 いくら戦闘狂の高城であろうと高等羊七人衆筆頭であるαを単騎撃破した赤染には叶わない。成すすべなく高城はボロボロになってしまった。だが彼の眼には絶望なんてものはなかったのだ。 「おい高城!来たぞ!」 彼には何よりも強い絆で結ばれた仲間がいる。 「チッ...増援か!まとめてぶち殺す!」 いくら絆が強かろうが真の強者には足り得ない。 高城との再開で一瞬油断が生まれた秋元へ赤染の凶刃が迫る___。そしてそのまま斬られてしまった。 高城蓮太郎が。 「おい高城!なんでまた俺を庇って!」 「ったく...二回も言わせんなよ。もうすぐ夕暮れだ。お前は生き抜けっていったろ?ほら、行くんだ.....!」 「さぁて...俺の手を煩わせた罪は重いぞ?」 赤染は容赦なく高城を殺害した。 「えー、今回あたった番号の紙の所有者がすでに死亡しているため脱落者はいません。」 そしてこの瞬間、秋元はある決意を固めたのだった。 3分後。 「.....来たな。既朔陽炎。」 東京駅の前に陣取っていた陰陽寺はそう言い放つといきなり攻撃をしかけた。 「ああ。以外にも簡単に見つかったよ。」 「そう‼‼‼メタネタの力でね‼‼‼」 陽炎の元へと向かったその攻撃はメルトのメタネタの力で消滅してしまった。 「さあ...少々早いが大将戦だ。」

Project Details

Project ID1017178627
CreatedMay 9, 2024
Last ModifiedMarch 24, 2025
SharedJuly 19, 2024
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