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あみだくじ Episode:25「宣戦布告」

MUMush_spaghetti•Created May 9, 2024
あみだくじ Episode:25「宣戦布告」
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Instructions

麺です。27話はちゃんとアニメでやるので暫く我慢してくれ(???)まあ無理ゲーですねあとサムネ手抜き定期 ========================================= あみだくじ Episode:25「宣戦布告」 ========================================= 何者かによってヴァレルは討伐されたのだが.... 失うものは非常に大きかった。 沢山の仲間の命、そして自らの命。陽炎はそれをかなぐり捨てる覚悟はあったのだがいざそうとなるとやはり後悔や色々な感情が頭を巡る。 __そして仲間の声がする。 ....ここは天国なのか?俺は皆と同じ場所に行けたんだな。そう思い陽炎は目を開く。 「よかった!やっぱり生きてたんだね!」 開いた瞬間にあったのは今までいたゲーム会場と仲間たちの姿であった。 「...どういうことだ?俺等は生きているのか?」 「ああ...それなんだが..」 暗星霊月鋼が陽炎の前に現れことの顛末を説明した。 「どうやらその後を引き受けたヤツがこっちらを復活、死者も世界に刻まれた情報から蘇生したらしい。」 「疑似世界でやられた奴は皆復活したぞ。」 「一体...何者だったんだろうな...あの人は。」 「さあ..知らんな。一つ言えるのはあっちはゲームの運営に勝っている、ということだ。只者ではあるまい」 陽炎はあたりを見回す。確かに殺されたはずの仲間たちはいたのだが....。 「下間はどこへいったんだ?」 「あの子は私がおきた地点ではいなかったよ?」 守和がこう答えた。他の人に聞いても同じだった。 「こういう一人だけ消えるパターンあるあるだよな‼‼....だがストーリー上大して重要そうじゃないアイツがその枠だなんて珍しいんだけどな...。」 メルトは相変わらずメタネタをぶっ放してくる。 ___約10分前。 空楽を倒した後八重河は管制室へと戻ってきた。 「おい!八重河⁉お前どこ行ってたんだよ!」 クラウディアは八重河に話しかけるのだが 「クラウディアさん。獄炎鬼を開放して下さい。理由を言う暇はありません。早く。」 八重河はそれを遮りこう伝えたのだった。 「....本気だよな?」 「あれは使わないって決めてたよなお前....。」 「そんなのはどうでもいいのです。早く。」 クラウディアは咎めたが八重河はそれをものともせず圧倒的な気迫でクラウディアにそうするよう迫った。 「皆様にお知らせいたします。炎帝の能力者が獄炎鬼に進化いたしました。内容は本人のみお知らせします。」 「炎帝....完全に忘れていたがまだ生きていたんだったな...。だが強化か。面倒なことになりそうだ。」 陽炎の予感は当たっていた。これから悪夢が起こる。 その瞬間、端末から聞き覚えのあるノイズがした。 「...よお。」

Description

[BGM] 「いのちの食べ方」 -Eve様 ========================================= 「てめえら聞こえてるか?」 「俺が炎帝...陰陽寺慎魔だよ。」 「今回はイベントのときに配信をしてたやつをひっ捕らえて特別に協力してもらったんだ。」 「クッ...下間がいねえのはそういうことか。」 「さっき聞いたろ?俺が獄炎鬼に進化したって。」 「あれは相当強力でな...その気になりゃぁお前らを皆殺しにすることもできるんだ...。」 「だがそれだとあまりにも可愛そうでな?」 「だから俺に協力してくれた奴らは殺さねえことにしたんだ。まあその後は正々堂々やろうぜ?」 「死にたくなきゃ俺んとこまで来いや。」 「これはてめえらへの宣戦布告だ。」 「....おい聞こえるか?」 陽炎が画面に向かって話した。 「あ?どうしたってんだよ。」 「下間を返すんだ....!」 陽炎は声こそ荒げなかったが怒りを露わにしていた。 「は?こいつはお前の所有物じゃねえだろww」 「そんなにほしいか?」 「....ならいい。獄炎鬼の恐ろしさを分からせねえとな」 「___燃えろ。」 そう陰陽寺がつぶやいた途端下間の体は激しく燃えた。 「フッ...安心しろ。殺さねえ程度に殺してやるからよ。」 「クッ....外道が!」 「ハハハハハ!外道で何が悪りいってんだよ!」 「まあいい。俺からは以上だ。」 配信はプツリと切れてしまった。 「ど...どうするの陽炎君?」 水戦葉がおどおどしながらも尋ねる。 「.....対抗だ。俺等は総力を持ってアイツを倒す。炎帝の側についた連中も...倒すしかねえ。」 そうだよ...これはもともと個人戦なんだよ。 そう自分に言い聞かせる。 「これは全面戦争だ....!」

Project Details

Project ID1017178044
CreatedMay 9, 2024
Last ModifiedMarch 24, 2025
SharedJuly 19, 2024
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