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小説 「親友を」

SAsamewaniudon•Created April 24, 2024
小説 「親友を」
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Instructions

53クオ53クオ53クオ53クオ53クオ53クオ53クオ53クオ53クオ53クオ53クオ53クオ53クオ53クオ53クオ53クオ53クオ53クオ53クオ53クオ53クオ53クオ53クオ53クオ53クオ53クオ53クオ53クオ53クオ53クオ53クオ53クオ 大事なことなので32回描きましツァ ========================= 「ほ、ほんとにボクなんかが行っていいの?」 「当たり前ですよ、親友ですしね」 近々貴族内で大きなパーティーがある もちろん僕の両親が誘われているため僕も出席だ 僕が知っている人が少ないらしいから親友を誘っているところだ 楽しいパーティーになる そう確信していた ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー パーティー当日 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 母上に相当着飾らされた かなり重いが我慢するしかないだろう 音を上げてしまったらそれこそ貴族の恥だ 出発の時 走ってくる人影が見えた レイだ 「オリバーくん…!今日は誘ってくれてありがとね〜!」 「もちろん、当たり前ですよ」 「ちょっとお父さんたちは来れないらしいから…一緒に行こ…?」 「もちろんですよじゃあいきましょう」 その時何か刺すような視線を感じた 後ろを振り向こうとしたが服が重くて出来そうない まあ特に何もないだろう 車に乗り込む 横にレイが乗り込んでくる 「ドアにスカート挟まないように気をつけてくださいね」 「わかってるよ〜」 車が走り出す 会話が弾み始める この時間が続けばいいのにな なんて 到着する ここが会場のようだ パーティーはもう始まっていた とりあえず楽しむことにしよう そう思った矢先だった 袖が掴まれる レイだった 「オ、オリバー…ここ、下級の貴族ボクしかいないよ…」 確かによく見ると全員中級以上の貴族だ 「まあ特に関係ないだろう」 「あ、あるよぉ…オリバーは知らないかもしれないけど…」 全くなんのことかわからない 階級が問題あるだろうか レイが少し考えすぎな気がする 「うぅ…」 袖を掴む力が強くなった気がする 本当によくわからない まあこのままにしておこう 「とりあえずなにか食べましょうレイさん」 「そ…そうだね…」 食事に手をつける うまい きっと最上級の料理人が作ったのだろう ということはあの方達が出てるんだろう 我らが長のあの方達が その時だった 「どうして下級がここにいるのかしら」 「ヒッ…」 レイが恐れている レイが恐れていた事態はこれか… まずいな 「このパーティーの参加条件は中級以上ですよね?」 「すみません…許してくださ」 「切りなさい」 え…? 切る…? 「…っ!?連れてきたのは私です…処分するなら私を!」 「上級のお前がどうして下級を庇う?」 威厳のある声が会場内に響く 参加者全員がこちらを向く 無論僕の両親も例外じゃない 全員がレイに視線を向けている 汚物を見る目で 「…だからなんなんです…!?庇うのがそれほど悪いことですか…!?」 「別に同じところを庇うならかまいはしない」 …このままじゃ本気でまずい レイが斬られる 切られてしまう… 僕は弁明を続けた だが両親に体をを抑えられた レイが斬られる レイが倒れる 頭の中で何かがちぎれる音がした 手に持っていたグラスを母親の頭に打ち付ける ガラスが割れる音がした グラスを恐怖に塗れた父親に突き刺さった すぐレイに駆け寄る 「…うぅ…お…おりばぁ…」 「レイ…喋るな…本当にすまない…俺が誘っていなければ…」 「いいってば…また逢いに来るね」 「最後に見る人が…オリバーで良かったよ」 「“能力付与”私の能力全部あげるよ」 「じゃあね…」 レイから力が抜ける 直感でわかる レイはこの世にはいない 逝ってしまった 「こ…56せ!」 声が聞こえる もう”俺“の心は一つしかない 復讐心のみだ 俺のせいだ だが56したのはあいつらだ 「…“対価の天秤”、対価:俺の両親の体…生成:俺に一番合う武器」 手の中に杖が現れる 手に取った瞬間使い方がわかる 鞘を外す 後ろにいたSPを斬る 「ああ…ほんとにいい武器だな」 倒れる音がした 多少叫び声もする さあ56しの時間だ 一人 二人 三人 だんだん体を破壊していく 何かがつぶれる音が心地よい 切断の感覚だけだ伝わってくる 残りは一人 「さあ!あとはおめえだけだ…!ゴミが…!」 「こ…この私が…く、来るな…来るなあああ!」 レイを切れと命令したやつの足を刺す 汚ねえ叫び声が反響する 「うるせえ」 体の彼方此方をグラスで突き刺す 「そ…そんなにあの下級を56したのがまずいのか…?」 「当たり前だろそんなこともわかんねえのか?」 「俺の親友やった罪はでけえぜ」 一思いに斬る 俺は歩き出す レイの遺体を抱き外に出る 花畑があった こんなところに置いていくのは忍びないが俺だけじゃ明日までレイの両親のところに持っていけない 「…せめて安らかにな…レイ」 溢れる涙から目を背けながらレイに背を向ける 花畑には本当はレイと見るはずの月の光を反射し煌る白いユリが咲いていた___

Description

白いユリの花言葉は 「純潔」「無垢」「無邪気」

Project Details

Project ID1007121748
CreatedApril 24, 2024
Last ModifiedApril 24, 2024
SharedApril 24, 2024
Visibilityvisible
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