アイロー級航宙戦闘母艦 艦種:航宙空母(CCV) 所属:オリゴ航宙軍 航宙海軍 建造:ハディエント・コスモマリネ・インダストリー 全長:663m 全幅:161m 全高:173m(艦橋格納時155m) 主機:ハディエント・コスモマリネ・インダストリー BENCHER/De-19 縮退炉×2軸2機 補機:NEK-リアクター電気推進機関5軸13機 乗員:1300名 兵装:50cm複層陽電子衝撃砲×2 32cm全周型陽電子ビーム砲×4 28cm全周型陽電子ビーム砲×3 400mmレールガン×3 VLS (2×6×2)×3 (2×3×4) 魚雷発射管×12 短魚雷発射管×28 戦術レーザーシステム(TLS)×7 対空スプレッド砲多数 20mm輪胴式光線速射砲塔×6 15mm輪胴式光線速射砲塔×16 隠顕式対空火器多数(実体、ビーム) 搭載機:OA 32~64機(パレット数によって変動) SFS 12機 内火艇 4隻 空間汎用輸送機、偵察機 計6機 UAV、バリアドローン多数 同級艦艇:CCV-001アイロー :CCV-007アーバレスト :CCV-016アイレ :CCV-023ヴェントーノ ※ENGsub Airo-class space battlecarrier Affiliation: Origo Cosmo Force Cosmo Navy Built by: Hadient Cosmomarine Industries Length: 663m Width: 161m Height: 173m (155m when bridge is retracted) Main engine: Hadient Cosmomarine Industries BENCHER/De-19 2 x 2-axis degenerate reactors Auxiliary engines: 13 x 5-axis NEK-reactor electric propulsion engines Crew: 1,300 Armament: 2 x 40cm double-layer positron cannons 4 x 32cm all-round positron beam cannons 3 x 28cm all-round positron beam cannons 3 x 220mm railguns 3 x VLS (2x6x2) (2x3x4) 12 x torpedo tubes 28 x short-range torpedo tubes 7 x tactical laser systems (TLS) Numerous anti-aircraft spread guns 6 x 20mm cylindrical rapid-fire beam gun turrets 16 x 15mm cylindrical rapid-fire beam gun turrets Numerous concealed anti-aircraft weapons (physical, beam) Aircraft: 32-64 OA (varies depending on number of pallets) 12 SFS 4 internal combustion boats Total of 6 general-purpose space transports and reconnaissance aircraft Many UAVs and barrier drones Same class ships: CCV-001 Airo CCV-007 Arbalest CCV-016 Aire CCV-023 Ventuno
オリゴ航宙海軍所属の大型戦闘母艦 同軍の航宙艦隊の主要艦艇にして中核打撃力である。 そもそも航宙艦艇とは、その名の通り、宇宙を主に航行する艦船型の宇宙船の事をいう。 運用する環境は大気や水の抵抗はおろか重力さえ一切無い宇宙空間であり、その関係でこれまでの「船」というものの構造とはかなり変わっている。そのため本来なら海軍という概念はこの宇宙の中では適切で無いとされるが 次元境界調重フロートシステム(DBF)の登場によりある程度の慣性制御が可能となり、 投影面積やモーメント等の干渉を退けることが可能となったことでこれまでの洋上艦的な運用法を応用することが可能になりこれら「宇宙を征く「船」」 即ちスターシップが成立したのである。 本艦はオリゴ軍が運用する人型兵器、OAの母艦 即ち宇宙空母に相当する。その中でも単艦での対艦戦闘や対地戦闘を可能とするものを戦闘母艦と種別している。 これに分類されるものは2100年代様々な艦艇が居るが、本艦はそれらの中では珍しくカタパルトを艦底部側に配置している。 艦底部カタパルトはOAを水平に寝かせた姿勢で撃ち出す方式となっており、推進材を一切使用しない慣性飛行など隠密性を求めるミッション等に対応した仕様である。 またこの配置は艦体でカタパルトを覆う形となる為、上部を盾として使用する運用が可能なのである。 本艦を含め航宙艦艇の活動圏は多数の大質量かつ高速のデブリや尋常ならざる電磁パルス等数々の障害が存在し、それに対応するべく極めて重装甲かつ、恒星のエネルギー量から放たれるEMPクラスに対して極めて強固とされ、盾として有効なのである。 さらに、艦底部ブロックに整備エリアを配置、上下左右のブロックそれぞれにブリッジやアイランド型の兵装区画など、宇宙空間を主眼においた特徴的な構造を有している。 艦体舷側には大きくバルジが飛び出しており、この部分にコーンスラスター等を始めとした推進機関周りがある。 全方向に推力を指向可能なコーンスラスターは、宇宙空間での運動性の一助となり、その巨大な風体の割に高い運動性を持つ。 そして主機である縮退炉だが、船体に配された星間物質取得用のインテークが備えられたことで理論上稼働時間無制限の永続的な稼働を実現している。 まさに本艦は攻守に加え長期運用など様々な面で優れる優秀な艦艇である。 【兵装】 50cm複層陽電子衝撃砲 艦体両側部に配置された大口径砲 縮退炉から供給される莫大なエネルギーをもって陽電子を投射し、目標を対消滅で破砕する。 艦艇サイズの中でも大型な部類の主機である為、フィールド等で偏向することも粒子投射で相殺することも叶わないかなり強力な装備である また多重構造のビームには目標に接触した瞬間に対象物に歪みや防御フィールドへ損傷を与える効果を持ち、本体である陽電子の確実な到達を補助しそれまでの電磁的防御や物理的防御を過去のものにする絶大な威力を誇る。 32/28cm全周型陽電子ビーム砲 薄いディスク型の特殊な砲。 360°上下あらゆる方向に指向可能な照射型のビーム砲であり、少ないスペースを有効活用し砲の投影面積を減らす策である。 400mmレールガン 毎分85発の実体弾を発射する砲、宇宙空間では空気抵抗が無いため大気中のものと挙動が異なる。 VLS及び魚雷発射管 艦体に多数配置された発射管、ミサイルと魚雷はその弾頭の大きさ、挙動、電子戦への抵抗力等で大別でき 魚雷は大型で重く、軌道変更が難しい代わりに電子戦による妨害などに対して強く 相手を直接回避せざるを得ない状態へ持ち込むことができる。 戦術レーザーシステム 通称TLS 細長く極めて高い熱量をもってミサイルを撃墜する迎撃兵装。 輪胴式光線速射砲塔、対空スプレッド砲、隠顕式対空火器 砲身をなるべく切り詰め省スペース化した粒子速射砲塔。 艦体各部に備えられ濃密な弾幕を形成する。 一部は格納式として引き込む事ができ、高速で巡航する際にデブリ等の直撃による破損を防止する。 【艦籍番号】 オリゴ航宙海軍の持つ艦艇は配属する艦隊と艦隊内の番号を塗装されている 頭一桁が所属艦隊を末尾二桁または三桁が通し番号となっている。 また艦隊や任務部隊を指揮する指揮艦艇艦上部を青色に塗装する。これは被視認性とは別の風習に起因するものである